専任媒介契約は、不動産売却において不動産会社と締結する契約の1つです。
他にも2種類の契約方法があり、スムーズかつ希望通りに手続きを進めるには、ご自身に合った契約を選択する必要があります。
そこで今回は、専任媒介契約とはどのような契約なのか、メリットも含めてご紹介します。
▼専任媒介契約とは
専任媒介契約とは、売主が不動産会社と売却のための契約をする際に、1社としか契約できないという条件の契約です。
ご自身で買主を見つけることも可能で、その場合は仲介手数料が発生しません。
ただし、ご自身で買主を見つけた場合でも、不動産会社に報告する義務があります。
▼専任媒介契約のメリット
■買主と直接取引すれば仲介手数料が発生しない
売主が自分で買主を見つけた場合は、不動産会社に仲介手数料を支払う必要はありません。
費用を節約したい場合は直接取引も検討できますが、トラブルも多いため注意が必要です。
■不動産会社とのやり取りがスムーズ
複数の不動産会社と契約する場合は、それぞれに物件情報や状況報告をしなければなりません。
一方、専任媒介契約は1社としか契約できないため、その手間が省けます。
■買主が見つかりやすい
不動産会社は、専任媒介契約を結んだ物件に対して、積極的に売却活動を進めてくれます。
また、契約日から7日以内に情報交換サービスに登録する義務があるため、多くの不動産会社や買主に物件情報が公開されます。
そのような積極的な売却活動により、他の契約と比較して買主が見つかりやすいと言えるでしょう。
▼まとめ
専任媒介契約とは、不動産売却の際に1社のみに任せる契約のことで、ご自身で買主を見つけて直接取引することも可能です。
直接取引では仲介手数料が発生しないメリットがありますが、契約に少しでも不安がある場合は不動産会社へ相談しましょう。
当社では、経験豊富なスタッフがお客様に合った不動産売却を提案いたしますので、ぜひご相談ください。